はまかぜ

医療法人 好生会 はまかぜ通信

晴れ★ときどき★つむじかぜ 130

2021/12/02

スタッフ増井です。

早いですね。2021年も残り数日で終わろうとしています。
皆さんは有意義な年でしたか?
今年もコロナウィルスから始まりコロナで終わった年でしたね。
コロナ禍ではありますが、日本はワクチン接種も1回目、2回目とすすんできたせいか、感染者数がだんだん少なくなってきたように感じます。但し地域や外国によってはまだまだ多いところもあります。これから第六波もあると言われていますし、まだまだ油断大敵ですね。
来年こそは穏やかな年になればと思う今日この頃です。



今回は、今年のしめくくりとして「メンバーミーティング」の紹介です。



金曜日の夜に行うのですが、司会と板書と書記と3つの役割をメンバーさんが各自当番でやって頂きます。



普段からお互いにいっしょに過ごされているメンバーさんもいれば、日中は病院の受診やデイケアに出かけられたり、更に仕事で顔を合わせないメンバーさんも金曜日ばかりはホールに集合します。

司会の方は、まず参加人数を確認していきます。時には「放送をかけてもいいかな?」と放送を掛けて集めて行きます。

大分人が集まっているように見受けられますが、放送をかけることによって
「あ~忘れてたよ・・・。」といったメンバーさんも忘れずに来てくれたりします。

「でもまだ、来ない人がいるよ・・・。」
そういう場合は担当スタッフが居室に声を掛けて行きます。

たいていは・・・「う~ん。寝てたので、今から行きます。」
と金曜日の夜は集まらなくてはいけないことは皆さん承知されています。

さて概ね集まってきたので司会者が点呼を取っていきます。



点呼の後はホワイトボードに移って頂きますが、利用者さんからは困った事、改善してほしい事及びスタッフからは大事なお知らせ等を伝えます。

ここで板書のメンバーさんが活躍します。
板書は、発言者の話を聞きながらポイントをまとめて書かなければいけないので何気に役割の中では一番大変かもしれません。

何もない事もありますが、メンバーさんたいていは手をあげられます。

「台所のシンクは使い終わったら綺麗にして欲しい・・・。」

“そんな事当たり前じゃん。”と言われそう・・・。
ですが、これだけ人数がいると使い終わった皿を出したまま片づけてなかったり、箸やスプーンが残っていたりとたまにあったりしますね。

次に使う方の事も気遣うようにとスタッフはお伝えします。

最後に書記の登場です。
板書で書かれた内容をノートに記録していきます。
でも板書の字が雑であったり、うまくまとめられないと苦戦されると
「う~ん。どうやって書けばよい?」
と板書の方やスタッフにその場で質問されるメンバーさんもいます。

わからなかったら他人に聞くのも手ですね。
聞かれた方もわかりやすくお伝えするように心がけたいですものです。



役割が順番で回ってくることで、程よく緊張感も保たれています。
更に皆の前で進行されるのは、素晴らしい経験にもなりますね。